毛利文香 ヴァイオリン
主催・共催公演
横浜が生んだ若き新星 ヴァイオリン・ソナタの豊かな鉱脈を描き分ける
公演情報
日時 | 2016年7月11日(月) 12:10開演(11:30開場) / 14:30開演(13:50開場) |
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会場 | 小ホール |
出演 |
ヴァイオリン:毛利 文香 ピアノ:日下 知奈 |
曲目 |
【第1部】 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 第28番 ホ短調 K.304 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 Op.47 「クロイツェル」 【第2部】 プーランク:ヴァイオリン・ソナタ フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 |
料金 |
全席指定
1日券:1,800円 第1部・第2部 各:1,000円 ランチボックス券 ¥500(お飲み物・サンドウィッチ・焼菓子/限定150個) |
チケットお取り扱い |
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備考 |
公演紹介: 横浜出身、昨年パガニーニ国際コンクール2位と国際的に大きな注目を集めた期待の新星、毛利文香が一時帰国し、待望のリサイタルをみなとみらいホールで開催する。丹念にテクニックに磨きをかけ、端正な音楽づくりをモットーにここまで登りつめてきた毛利が、地元での今回のリサイタルでは、極めて難易度の高い重量級のプログラムで、いままでの研鑽の成果のお披露目に止まらず、さらなる脱皮を試みる。 【第1部】はドイツ・オーストリア圏のプログラム。極度に切り詰め凝縮された美を歌うモーツァルト唯一の短調のソナタK304。ヴァイオリンの助奏を伴うピアノのためのソナタとして出発したいわゆる「ヴァイオリン・ソナタ」が、モーツァルト、ベートーヴェンの手を経て大きく変貌し、コンチェルトのように対等にわたり合うスタイルを確立し、その最高峰に君臨するベートーヴェンの気宇壮大な意欲作「クロイツェル」。個性際立つ2曲を対比させながら、昨年からドイツで生活をし、言語、空気を肌身に感じはじめた毛利の「いま」をみなとみらいのホールに刻むことだろう。 【第2部】はフランス・ベルギー圏のプログラム。銃殺された友人ロルカの追悼のために書かれたプーランクは、斬り込むような鋭さと憤り、夢のような儚い美しさ、悲しみが交錯する。幻想的な冒頭から喜びにあふれるフィナーレまで、独特の魅力を持つフランクは、日本中で頻繁に演奏されながら、「これ!」という満足感を得られる演奏になかなか出会えない屈指の難曲。4つのこのまったく異なる世界を描き分けることは容易ではない。しかし、そこに真摯にひるまず挑む彼女のまなざしの先にこそ、明るい未来が開けてくる。経験豊富な日下知奈との初共演は、新鮮に曲と対話する上でも大きなアドバンテージとなるに違いない。そういう日下のプーランクも極めてめずらしい。こちらも楽しみだ。 初共演のふたりが異なる感性をぶつけ合い、創りだす一期一会の時間。その扉が開かれる瞬間に...、「さあ、みなさま、お立会い!」 ≪プロデューサー 西巻 正史≫ |
お問合せ | 横浜みなとみらいホールチケットセンター
:045-682-2000
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毛利文香 ヴァイオリン [PDF形式:876.2 KB]