プロデューサーの部屋
横浜みなとみらいホールでは、2021年9月より国内外で活躍する音楽家をプロデューサーに迎える「プロデューサー in レジデンス」をスタートさせました。初代プロデューサー(2021-2023)には東洋人のカウンターテナーとして初めてウィーン国立歌劇場にデビューするなど国際的な活躍が光る藤木大地が就任。このページではプロデューサーの活動や公演情報、メディア情報をお届けします。
事業の詳細はこちらのプレスリリースをご覧ください。
藤木大地(カウンターテナー)
2017年、ウィーン国立歌劇場に鮮烈にデビュー。東洋人のカウンターテナーとして初めての快挙で、大きなニュースとなる。2012年第31回国際ハンス・ガボア・ベルヴェデーレ声楽コンクールにてハンス・ガボア賞を受賞。同年、日本音楽コンクール第1位。2013年ボローニャ歌劇場にてグルック『クレーリアの勝利』マンニオ役でヨーロッパデビュー。国際的に高い評価を得る。 国内では、主要オーケストラ公演やリサイタルがいずれも絶賛を博している。2021年、大野和士の総合プロデュースにより新国立劇場にて世界初演された渋谷慶一郎『スーパーエンジェル』(島田雅彦台本)ではアキラ役で主演。アンドロイド「オルタ3」との共演は画期的なオペラのかたちを世界へ提示した。バロックからコンテンポラリーまで幅広いレパートリーで活動を展開し、デビューから現在まで絶えず話題の中心に存在する、日本が世界に誇る国際的なアーティストのひとりである。洗足学園音楽大学客員教授。横浜みなとみらいホールプロデューサー2021-2023。
公演情報
横浜音祭り2022 横浜18区コンサート 藤木大地×みなとみらいクインテット | カウンターテナーとピアノ五重奏という希少で興味深いスタイル。 この声種として東洋人では初めてウィーン国立歌劇場の舞台に抜擢され、今や人気・実力共に第一人者の藤木大地。 今回の横浜18区コンサートでは、親しみやすく心に響く作品を集め、 成田達輝(vn)、小林美樹(vn)、川本嘉子(vla)、中木健二(vc)、松本和将(pf)という 名手たちとともに、美声と室内楽の織り成す極上の時間をお届けします。 10月17日(月)磯子区民文化センター「杉田劇場」 10月18日(日)神奈川県立音楽堂 |
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井上道義指揮 NHK交響楽団 藤木大地(カウンターテナー) | 横浜みなとみらいホール第1回バースデイ・コンサートや開館20周年記念演奏会など、折に触れて大きなプロジェクトをお願いしてきた井上道義をマエストロに、長年横浜定期演奏会を実施し、ホールとの所縁も深いオーケストラNHK交響楽団が登場します。また、ソリストには、東洋人のカウンターテナーとして初めてウィーン国立 歌劇場にデビュー、また2021年からは当ホールのプロデューサーを務めるなど、国際的な活躍が光る藤木大地。ホール所縁あるトップアーティストとともに、 ホールの新たな門出を祝います。 11月3日(木・祝)横浜みなとみらいホール 大ホール |
プロデューサー日記
プロデューサーのメッセージや活動紹介、アーティストとの対談を掲載。
プロデューサー及びホールスタッフが更新します。
プロデューサー対談 藤木大地×辻彩奈
2022年3月14日 (月)
プロデューサー対談 藤木大地×辻彩奈
(藤木Pより)横浜みなとみらいホールを愛する皆さまへ
2022年1月20日 (木)
横浜みなとみらいホールを愛する皆さまへ 横浜みなとみらいホールはいよいよ、今秋リニューアルオープンします。
劇場にとっても、スタッフにとっても、今後出演を予定するアーティストにとっても、再開館から始まる新シーズンに向けて気持ちを新たにする新春を迎えました。
皆さまにとって、幸せな1年になることを祈っています。
プロデューサーの記録
こちらの動画では、プロデューサーとしての活動の様子をレポートしています。
横浜みなとみらいホールプロデューサー2021-2023 藤木大地|プロデューサーの記録
2022年2月18日配信
横浜みなとみらいホールでは、昨年より国内外で活躍する演奏家をプロデューサーに迎える「プロデューサー in レジデンス」をスタートさせました。初代プロデューサー(2021-2023)には東洋人のカウンターテナーとして初めてウィーン国立歌劇場にデビューするなど国際的な活躍が光る藤木大地氏を迎え、音楽ファンの心に残るさらに企画性の高い演奏会の実現を目指しています。
こちらの動画では、彼のプロデューサーとしての活動の様子をレポートしています。
掲載情報
2021年
10月04日 | 宮崎日日新聞「横浜みなとみらいホール新事業 藤木大地」 |
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11月11日 | 日本経済新聞 「カウンターテナー藤木大地、歌にプロデュースに縦横無尽」 |
11月18日 | 音楽の友12月号「Scramble Shot」「People(インタビュー)」 |
11月19日 | レコード芸術12月号「音楽の根源を」 |
11月22日 | CDJounal 「インタビュー:藤木大地、日本が世界に誇るカウンターテナーが舞台をもとにした新作アルバムを発表」 WEB ONTOMO 「ピアノ五重奏と歌のアルバム『いのちのうた』で協働 歌手・藤木大地と作曲家・加藤昌則が考える作品づくり、音楽家の在り方とは」 |
11月25日 | FREUDE 「藤木大地 いのちのうた~Song of Life 世界にたったひとつの人生の物語」 |
12月15日 | 神奈川新聞 イマカナ「カウンターテナー藤木大地が新譜」 |
2022年
プロデューサー in レジデンス
事業概要
目的 | 演奏家がホールと連携し、企画制作から実施まで携わることで、自身のプロデュース力を高めるとともにホールコンテンツの創造性を高める。 |
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配置期間 | 2か年 |
人材 | 国内外から高い評価を受ける日本人ソリスト |
初代就任アーティスト | 藤木 大地(ふじき・だいち) 期間:2021年9月~2023年8月 名称:横浜みなとみらいホール プロデューサー 2021-2023 |
プロデュース内容
- 横浜みなとみらいホールリニューアルオープン記念事業
- オーケストラ公演や室内楽公演の企画
- 事業計画の策定や広報への取り組み ほか