横浜みなとみらいホール開館20周年
ヤクブ・フルシャ指揮 バンベルク交響楽団
主催・共催公演
昼下がりに豪華な海外オーケストラを楽しむ!
故郷への想いに満ちた音楽ー
チェコ所縁のマエストロとオーケストラが描く
ドヴォルザークの二大交響曲
ドヴォルザークの二大交響曲
フルシャ氏からメッセージが届きました!
********************親愛なる日本の友人の皆さま
私にとってバンベルク交響楽団は、最も近しい、音楽で結ばれた家族のような存在です。彼らとともに美しい国・日本を訪れるこの素晴らしい機会に、こうして皆様にご挨拶できることを、大変光栄に感じております。楽団員たちも私も、日本にはことのほか親近感を抱いており、まさにそれゆえに、私たちのコンビにとっての初めての海外ツアー(行き先は迷いなく日本でした!)は、いっそう心躍るものとなっています。
このたびお届けするプログラムは、昨今の私たちの演奏活動の軸を、実に明瞭に反映しています。各曲は、バンベルク交響楽団と私の文化的なバックグラウンドや、私たち両者の関係を象徴しています。 なぜなら今回取り上げるのは、ドイツの最も重要な作曲家のひとり(ブラームス)と、チェコの最も重要な作曲家のひとり(ドヴォルザーク)の作品であるからです。さらにマーラーは、ボヘミアとドイツ/オーストリアの伝統の融合を体現している作曲家。
特にこの横浜で演奏するドヴォルザークの交響曲第8番と、第9番「新世界から」ですが、前者は自分の感情を束縛せずにさらけ出した歓喜にあふれた曲、後者はアメリカ的なものとチェコ的なものを融合させた革命的傑作です。言うまでもなく、私の故国の作曲家として、どちらも愛さずにはいられません。
この世で最も素晴らしい音楽作品に耳を傾けながら、私たちとともに素敵な時をお過ごしいただけましたら幸いです。
心を込めて
ヤクブ・フルシャ(バンベルク交響楽団 首席指揮者)
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バンベルク交響楽団 ヤクブ・フルシャ首席指揮者 就任コンサートの様子
(2016年9月30日 バンベルク・コンサートホール/マーラー:交響曲 第1番より)
公演情報
日時 | 2018年6月28日(木) 14:00開演(13:20開場) |
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会場 | 大ホール |
出演 |
指揮:ヤクブ・フルシャ バンベルク交響楽団 |
曲目 |
ドヴォルザーク:交響曲 第8番 ト長調 op.88 「イギリス」 ドヴォルザーク:交響曲 第9番 ホ短調 op.95 「新世界より」 |
料金 |
全席指定
12,000円 3階席:6,000円 ※Miraist Club(横浜みなとみらいホール友の会)会員:各席種10%割引 ※学生・65歳以上・障がい者手帳をお持ちの方:各席種5%割引 (横浜みなとみらいホールチケットセンター(045-682-2000)のみ取扱い) ※未就学のお子さまのご入場はご遠慮ください |
主催 | 横浜みなとみらいホール(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団) |
チケットお取り扱い |
e+(イープラス)http://eplus.jp/ ローソンチケット 0570-000-407 |
備考 |
公演紹介: プラハとの出会いと別れ ドヴォルザークの傑作であることを超えて、クラシック音楽の中でも至高の作品ドヴォルザーク最後の交響曲第9番「新世界より」。この作品の魅力の根幹にはドヴォルザークという一人の音楽家がニューヨークという新しい世界から故郷チェコを思う強い郷愁があることは間違いない。 そして一つ手前の人気交響曲第8番。愛称の「イギリス」は最初に出版したノヴェロ社の所在にすぎない。「イギリス」という愛称に関わらず、チェコの自然の響きが、こだまして「ボヘミア」への愛が溢れる名曲で人気の作品。哀愁あるメロディを織り交ぜながらも明るさを常に失わないこの曲は、故郷チェコに包まれた音楽の充実感を示しているともいえる。 この、ボヘミアに抱かれているときとボヘミアとの別れのとき、というドヴォルザークの2つの時期を象徴する対照的な2曲の名曲に相応しいオーケストラが横浜みなとみらいホールにやってくる。バンベルク交響楽団である。ドイツという印象を持たれる方も多いかと思うが、結成はプラハという珍しい楽団である。第2次世界大戦前にはプラハでチェコ・フィルと、バンベルク響の母体となるプラハ・ドイツ・フィルが活発に活動していた。終戦時の混乱の中で、プラハ・ドイツ・フィルのメンバーは散り散りになりながら、オーストリアとチェコの国境に近い古都バンベルクに逃げ延びて、このメンバーが中心となってバンベルク交響楽団が結成された。もちろん当時のメンバーは入れ替わっているが、楽団の個性は強く受け継がれており、ドイツの名指揮者たちに愛され続け「ヨーロッパ有数の名オーケストラ」(オイゲン・ヨッフム談)の地位は揺るがない。プラハとの出会いと別れを実体験したオーケストラだ。 そして、若手指揮者の期待の星、ヤクブ・フルシャ。東京都交響楽団の首席客演指揮者を2010年より務めており、お国もののチェコの音楽への造詣の深さと繊細な表現は日本でもお馴染みとなってきた。 チェコの音楽を背負って立つヤクブ・フルシャがチェコと所縁深きオーケストラと作り上げる世界をご堪能いただきたい。 |
お問合せ | 横浜みなとみらいホールチケットセンター
:045-682-2000
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